7月27日に、10代のキャリア教育を行う「NPO法人アスリード」さまと共催で、しごと体験カフェを開催しました!
昨年度の3月にトライアル開催を行い、大好評だったイベントです。夏休みということで、なんと2回目の開催が叶いました。
今回は座間市の大協技研工業株式会社様の会社に伺い、実際の仕事現場を見せていただきました!
いつもと違う場所に来て、たくさんの大人がいて、子どもたちもドキドキ…。
まずはアイスブレイクとしてじゃんけん列車を行いました。
企業のみなさまが優しく接してくださったので、緊張もほぐれてきて楽しそうな様子です。
じゃんけんをしないで済むように逃げている子もいます…(笑)
次は大協技研工業さまの工場内へ。初めて見る大きな機械にみんな釘付けです。
実際に機械を動かしていただき、機械がボールペンを使ってイラストを書くところを見ることができました。
完成したイラストは、なんと座間市のゆるキャラ「ざまりん」!
馴染みのあるざまりんのイラストがこのように書かれているとはびっくりですね。
その後は粘着製品を作る工程を見たり、エアシャワーの体験をさせていただいたりしました。
企業さまが出題してくださった機械の値段当てクイズでは、聞いたことのない大きな金額に「えー!」と顔を見合わせる子も。
廊下には目標や商標登録証明書などのさまざまな掲示物があり、子どもたちはもちろんスタッフにとっても新鮮な会社見学でした。
見学後は大協技研工業さまが用意してくださった「粘着製品を使った砂絵」に挑戦。
子どもたちはセロハンを剥がし、色のついた砂をかけて作品作りに集中しています。
苦戦しつつもセロハンを上手に剥がせるようになったり、大人に自分が使いたい色を伝えられたりする子もいました。
続いて株式会社モールドテックさまの体験です。
「アイディアに関する仕事」の紹介では、ざまりんの3Dモデルを作ってくださりました!
金型を用いた成形について学び、実際にさまざまな金型や成形したプラスチック製品に触れました。
次はプラスチックを加熱して溶かし、アヒルの金型に送り込む射出成形にチャレンジ!
「どうして粒がアヒルになるの?」「どうして横に棒がついているの?」と疑問だらけだった小学生も、体験を通じて答えを見つけられたようです。
自分の作ったアヒルを頂き大切に持ち帰りました。
体験を終えて、最後はランチタイム。
自分で選んだパンを食べながら、仕事やプライベートのことなど、色々なお話を伺いました。
「色々な商品を作ったけれど、売れないものもたくさんあったんだよ」というお話が心に残ったという生徒もいました。
初めての体験をたくさんして、心もお腹も満たされたしごと体験カフェは終了。
帰り際は「楽しかった。また来るね!」と手を振っている子もいました。
子どもたちにとって、楽しくて学びになる夏の思い出になっていたら嬉しいです。
企画してくださったNPO法人アスリードさま、大協技研工業さま、モールドテックさま、ありがとうございました!!